様々な太鼓とシンバルを組み合わせたもので正式名称はドラムスと言います。
ちなみに、ジャズにおいては、ハイハット、スネア、バスドラムを用いた4ビートのリズムが基本となっています。また、ドラムの良し悪しがそのバンドの表現力を決めると言って良いほど大切なポジションでもあります。
バンドのリズムセクションを引き受けつつ、自由奔放で大胆なプレイを聴けるのがジャズドラムの一番の醍醐味だと思います。クラシックなど他の音楽と異なり、基本的に即興演奏が主になるジャズにおいては、ドラムの叩き方ひとつで曲の印象が変わってしまうので、良くも悪くも非常に目立ってしまうパートです。基本的に音階が出せない楽器ではあるのですが、リズムに関して専門的に身につけることができます。そのため、ジャズを知るためにはドラムへの理解が不可欠とも聞きますね。
余談ではありますが、ジャズの帝王とも呼ばれるマイルス・ディヴィスも自伝の中で、再三に渡りドラムの重要性を記しています。
バンドの心臓部を担うだけあって、有名なミュージシャンのバンドには決まって優れたドラマーがいます。また、有名なドラマーはソロアルバムを出している例もありますので、チェックしてみてください。トニー・ウィリアムス、エルビン・ジョーンズ、フィリー・ジョー・ジョーンズあたりが私のおすすめです。
たまには主旋律でなく、曲の進行を左右する激しくも自由奔放なドラムプレイに耳を傾けてみるのも、「大人のジャズ」ならではの楽しみといえそうですね。